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6月, 2021の投稿を表示しています

蛍の頃 When the fireflies dance

 Kamakura Namerigawa 昨日は滑川に蛍がよく飛んだ。 河原の木々にここ数年手を入れてないので 川面と枝葉の間に飛び交う蛍光は見え隠れ。 だがそのもどかしさが蛍鑑賞には似つかわしい。 流石に歌いはしないが「ほ〜たる来い」と念じて闇に目を凝らす。 飛び去っていく鳥にはなかなか目は届かないが 空中に浮遊する蛍やカゲロウなどの羽虫、蝶たちを見ていると それは虫というだけではなく、魂を持った生物であることを実感する。 私のそばで1箇所にホバリングする小さな羽虫などは、 何か私に話しかけようとしている妖精のような錯覚すら覚える。 餌となるタニシが生息するかどうかに影響することではあるが、 いずれにしても汚染のないそれなりに綺麗な水に蛍は舞う。 それは私たち人間には少々不便なこともあったりするが やはり健やかに生きるためには欠かせない環境なのだ。 滑川のここ辺りから2kmほど下ると由比ヶ浜に注ぐ。 ここ数年は鮎も遡上するらしい。 いろんな仲間が戻ってくるサンクチュアリ。 古都鎌倉の風水上の青龍、物事発展を司る神。 日暮と共に寝静まった龍を起こさないよう今夜も蛍光が舞う。   Fireflies often flew over Namerikawa yesterday.  I haven't touched the trees on the river in the last few years  The fluorescence that flies between the river surface and the branches and leaves can be seen and hidden.  However, its frustration is suitable for watching fireflies.  I don't sing as expected, but I keep an eye on the darkness, thinking "Come on! fireflies"  It's hard to see the birds flying away,  When I look at the wings and butterflies such as fireflies and may