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4月, 2021の投稿を表示しています

新緑谷戸の美声役者たち Beautiful voice actors of the fresh green valley

 Kamakura 鶯もようやく上達したようだ。 オーディションなき歌い手たちは 谷戸を舞台にそれぞれの美声を競う。 決してハーモナイズさせることはないが 前者の余韻を受ける形のいい間合いで出番を迎える。 新緑の里山のこけら落としを祝うかのような澄み切った歌声だ。   半月前のそれはひどいものだった。 リハーサルにしてもひどすぎた。 人(鳥?)一倍大きな鳴き声でハズすもの、 自信なさそうに袖の方で独り言を言ってるようなもの、 姿は見ずともなんとなくその佇まいが想像できる。 日を間違えて入った会場、なんの警戒もなく Tシャツとジャージ姿で髪をひっつめ一心不乱に個に入っている、 そんな舞台役者がイメージだ。   出番はいつか来る。 明けない夜も出口のないトンネルもない。 が、今年の春霞は昨年から引きずって晴れることのないどんより重い霞。 5年越しで出番の権利を勝ち取った者たちの感無量の声が続々と聞こえてくる中、 彼らの舞台の開幕は尚無報。 客席は埋まらなくとも、 放映枠に収まらなくとも、 新芽の周期のように舞台の幕は開けるべきだ。 もう調子は上々なのだから。   It seems that the warbler has finally improved. The singers without auditions Compete for each beautiful voice on the stage of valley. They will never harmonize it The turn comes in a good time to receive the afterglow of the former. It is a clear singing voice that seems to celebrate the shavings of the fresh green satoyama.   Half a month ago it was terrible. The rehearsal was too terrible. People (birds?) Things that hurt with a louder cry, It's like talking to herself on  sleeves without confidence I